あなたは、大学寮生活をやめたいと考えていませんか?
- 寮生活やめたいけどやめられない…。
- 親が同意してくれない…。
- お金がなくて一人暮らしできないし、実家も遠い…。
寮生活をやめたくても障害があり、なかなかやめられないのが実情です。
でも実は正しいやめかたを知れば、障害を克服してスムーズに寮生活をやめられます!

私は現役の大学寮生で、友達が寮生活をやめる現場を見ました。
私の実体験をもとにこの記事では、「大学寮生活のやめかた5手順」と「判断基準、障害の対処法」を解説します。
この記事を読めばスムーズに寮生活をやめられ、理想の新生活ができます。
寮生活をやめたいけどやめられない人は、ぜひ最後までご覧ください。
- 正しい手順で寮生活をやめよう。
- 金銭面、親の同意などの障害は克服できる!
- 寮生活をやめることは悪じゃない!

大学寮生活をやめる方法5手順

寮生活をやめたいときは、以下の5手順でやめましょう。
この手順通りにやればスムーズに寮生活をやめられます。
それぞれ具体的な方法を解説します。
手順1:判断基準をもとに退寮を決意
まずは判断基準をもとに、寮生活をやめるか続けるか決断しましょう。
判断基準があれば意志が強固になるし、後悔のない決断ができます。
個人的には以下の判断基準に3つ以上あてはまるなら、退寮をオススメします。
- 「やめたい」とほぼ毎日考える
- いじめられている
- 寮生活したくないけど入寮した
- 人や騒音が嫌い
- 友達が1人もいない
特に「やめたい」と毎日考えるなら、すぐにやめたほうがいいです。
退寮の決意をしたら、このあと紹介する手順にそって行動してください。
▶寮生活を続ける判断をした人は、記事後半の「寮生活をやめられない人がすべきこと」をご覧ください。
退寮の判断は、入寮3ヶ月以降がオススメです。
理由は入寮3ヶ月以内だと生活に慣れないことが原因で、「寮生活がつらい」と感じることがあるからです。
3ヶ月以上寮生活してもつらいなら、上記の判断基準をもとに退寮を決意しましょう。

寮生活に早く慣れる方法はこちらを参考にしてください。
手順2:親・友達に相談する
退寮を判断したら、親や友達など信頼できる人に相談することをオススメします。
理由は誰かに相談すれば、
- 客観的な意見
- 今後のアドバイス
- 退寮以外の選択肢
をもらえるからです。
特に退寮の手続きやお金に関わる親には、必ず相談しましょう。

親に反対されたときの対処法は、記事後半で解説します。
友達に相談するなら他人にバレないよう、内容を秘密にしてもらうことをオススメします。
手順3:大学や寮に話して退寮手続き
信頼できる人に相談して意志を固めたら、いよいよ退寮手続きです。
大学や寮に退寮の意志を伝えて、手続きを行いましょう。
退寮手続きの内容は寮により異なりますが、大体は以下の3つです。
- 大学、寮職員との面談
- 退寮届の提出
- 納入金の返還
まずは大学や寮職員との面談で、退寮の意志を確認されます。
面談では退寮理由を正直に話して、キッパリ「やめます!」といえばOK。
相手が退寮を認めてくれないときは、友達と一緒に訴えるのもオススメです。
寮・大学の規則でやめられないときの対処法は、記事後半で解説します。

退寮届は名前や理由を記入するだけでかんたん。
退寮が決定したあとは、部屋清掃や退寮日などの日程を説明されます。
また寮費や自治会費など、寮に納めたお金の返還手続きが必要なことがあります。忘れずに行いましょう。
手順4:退寮準備をする
退寮手続きが済んだら退寮準備をします。
- 新居の確保
- 部屋の清掃
- 契約解除
退寮して一人暮らしする人は、早めに新居を決めてください。
理由は建物の内見から入居まで、1ヶ月ほどかかることがあるからです。

寮の部屋の清掃、私物の整理もしよう!
自分でガスやWi-Fiを契約した人は、契約解除の手続きもしましょう。
契約解除しないとムダにお金を払ったり、大学や寮から呼ばれたりします。
手順5:退寮、引っ越しして新生活
退寮準備が終わったら、いよいよ退寮です。
新居に荷物をうつして、快適な新生活をスタートしましょう!

荷物は親や友達の車を借りたり、引っ越し業者に頼んだりして運ぼう!
▶退寮後に寮生と気まずくならないコツは、記事後半で解説します。
ちなみに一人暮らしするとき、住民票の移動は必要ありません。
寮生活、一人暮らしでの住民票移動についてはこちらの記事を参考にしてください。
寮生活をやめるときの3つの障害と対処法

寮生活をやめたくても、さまざまな理由によりやめられない人がいます。
3つの障害と対処法を紹介するので、自分が悩んでいる項目を参考にしてください。
- 親や大学、寮が同意してくれない
- お金がない
- 寮の規則で途中退寮できない
それぞれ解説します。
親や大学、寮が同意してくれない
「寮生活をやめたい」と親や大学に相談したとき、反対されてやめられない可能性があります。
説得して同意させるのも選択肢ですが、個人的には無視することをオススメします。
- つらさは自分しかわからないから
- 自分の意志がなによりも大事だから
- 18歳以上なら1人で契約できるから
自分が寮生活で感じているつらさを、周囲の人はわかってくれません。
実際の状況を知らない人の意見なんて聞かなくていいです。
また18歳以上なら1人でアパートを契約できます。
親の同意がなくても寮生活をやめられるので、反対意見は無視することをオススメします。
周囲を説得して円満に退寮したい人は、以下をためしてみてください。
- やめたい証拠を見せる
- 人を巻き込んで大事にする
- 貯金する
騒音やイジメが理由で退寮したい人は、証拠を残して周囲に見せましょう。
音声や動画などの証拠を見せれば、退寮に同意してくれる可能性が高まります。
友達に証拠を見せ、退寮を支援してもらうのもオススメです。

SNSに証拠をあげて炎上を狙うのもアリ。
また退寮には費用がかかりますが、貯金があれば文句をいわれません。
退寮時の金銭的問題については、このつぎで解説します。
お金がない
退寮の壁になるのが、お金の問題。
退寮すると、
- アパートの費用
- 生活費
- 通学費
などお金がかかるため、経済的に厳しい人は退寮しにくいです。
お金がなくて退寮できない人は、節約とバイトをして貯金することをオススメします。
- 自炊する
- サブスクを見直す
- 格安SIMを使う
▶寮生にオススメの節約術は、こちらの記事をご覧ください。
ただ節約とバイトでの貯金は時間がかかるため、すぐ寮生活をやめたい人には向きません。
すぐに退寮したい人は、
- 親に頼む
- 退寮したあとバイトを頑張る
- 奨学金制度を使う
などでお金を用意しましょう。
▼学費、生活費を補助する制度の詳細
寮の規則で途中退寮できない
寮生活をやめたくても、寮の規則で途中退寮できないことがあります。
この場合は基本、退寮はできません。
理由は「入寮=規則に同意した」となり、途中で同意を無効にはできないからです。
寮生活をやめたいけど規則でムリな人は、以下の対処法をためしてみてください。
- 一人暮らしの友達の家に行く
- アパート・実家に住み、実質退寮する
- 友達、SNSに拡散する
どうしてもやめたい人は住居を見つけて、勝手に退寮するのも選択肢です。
大学や寮から連絡・警告がきても無視してOK。
書面上では退寮になりませんが、実質退寮できます。

規則違反は退学になる恐れがあるので、実行は自己責任で。
寮生活をやめられない人がすべきこと

寮生活をやめたいけど仕方なく続ける人は、以下の5つのことをしてみてください。
これをすればいずれ寮生活をやめられたり、寮生活のストレスを減らせたりします。
- 貯金する
- 証拠を集める
- 友達をつくる
- 寮生活の悩み・ストレス対策をする
- 目標にとりくむ
それぞれ解説します。
貯金する
寮生活をやめられない人は、節約とバイトでコツコツ貯金しましょう。
貯金があればいざというとき、自分の独断で寮生活をやめられます。
また貯金には以下のメリットもあります。
- リスク耐性があがる
- 心の余裕ができる
- 自信がつく
貯金があれば将来の失業・無収入リスクに耐えられるため、心の余裕ができます。
多額の貯金をすれば達成感がわき、自信もつきます。

100万以上貯金すると、かなり心が安定するよ!
貯金には多くのメリットがあるので、ぜひやってみてください。
▶私が年100万円ためた節約術は、こちらの記事で紹介しています。
証拠を集める
寮生活をやめるときの切り札にするために、証拠を集めましょう。
証拠とは具体的に、
- 騒音の録音
- イジメの映像
- 体調不要の診断書
など、自分が寮生活をやめたい原因を証明するものです。
客観的な証拠があれば相手を説得でき、寮生活をやめられます。

スマホのボイスレコーダーやカメラで証拠をあつめよう!
証拠をSNSなどで拡散すれば大事になり、退寮しやすくなるかもしれません。
ただ拡散すると退学や訴えられる可能性があるので、最終手段として行いましょう。
友達をつくる
寮生活をやめられなかった人は、友達づくりをして仲間を増やすことをオススメします。
理由は友達がいれば、
- 悩み相談できる
- 寮生活の実情を証言してくれる
- 困ったとき助けてくれる
など寮生活が有利になるからです。
▶寮生活をやめたいときも友達が助けてくれます。
具体的な友達づくりの方法は以下を参考にしてください。
- 相部屋、同ユニットの人と話す
- イベント、集まりに参加する
- 共用スペースを使う
詳細は「寮生活で友達をつくる方法7選」の記事で解説しています。
寮生と友達になれないときは、寮生以外の友達をつくることをオススメします。
同じ講義・サークルの人と話して、自分を助けてくれる友達をつくってください。

質問や頼みごとをすれば仲良くなれる!
寮生活の悩み・ストレス対策をする
寮生活を続けるときは、悩みやストレスの対処法を知っておきましょう。
悩みやストレスに適切に対処できれば、寮生活が楽しくなります。
具体的には以下のことをしてください。
- 1人の時間をつくる
- 読書する
- ストレスをバネに行動する
詳しい寮生活のストレス解消法、原因別の対処法はこちらの記事で解説しています。
目標に取り組む
寮生活をがんばりたい人は、目標をたてて取り組むことをオススメします!
理由は目標があれば成長できるし、いやなことが目に入らなくなるからです。

目標はなんでもいいよ!
個人的に寮生にオススメする目標は、
- 勉強
- 読書
- 運動
です。
私が実際に取り組んでよい効果があったので、目標の参考にしてください。
▶寮生活を楽しむコツを知りたい人は、こちらの記事が役立ちます。
退寮後に寮生と気まずくならないコツ
途中退寮すると、大学で寮生と会ったとき気まずくならないか心配になります。
退寮後の寮生との関係が心配な人は、以下のコツをためしてみてください。
- 退寮前に理由を説明する
- 寮生以外の友達をつくる
- 寮生とは関わらない
寮生活で仲がよかった人には、やめるまえに退寮理由を伝えることをオススメします。
なぜなら退寮理由を伝えないと、相手に「自分のせいでやめたのかな?」と誤解させるかもしれないからです。

仲がよかった寮生とは、退寮後も関わろう!
寮生活の人間関係が理由で退寮した人は、寮生以外の友達をつくりましょう。
友達をつくるためには、
- グループワークで話す
- 相手に質問する
- ゼミやサークルで友達づくりする
などが有効です。
▶「寮生活で友達をつくる方法7選」の内容は、寮生以外の友達づくりにも生かせます。ぜひ参考にしてください。
寮生活で友達がいなかった人は、ムリに寮生と話す必要はありません。
寮生とは事務会話のみして、他に気のあう友達をつくるのがオススメです。
まとめ【寮生活をやめることは悪じゃない!】

この記事では、「大学寮生活のやめかた5手順」と「判断基準、障害の対処法」を解説しました。
- 正しい手順で寮生活をやめよう。
- 金銭面、親の同意などの障害は克服できる!
- 寮生活をやめることは悪じゃない。
「寮生活をやめる=負け、根性なし」というイメージは、実は間違っています!
寮生活をやめることは悪じゃないし、文句をいわれる筋合いはありません!
寮生活をやめてもいい理由は、人により向き・不向きがあるから。
向かない人からすると、寮生活は地獄のような環境です。
自分にあわない環境はストレスがたまるので、すぐ逃げたほうがいいです。
退寮を迷う人は紹介した判断基準を参考に、決意をかためましょう。
退寮を決意した人は5手順にしたがい、快適な生活を手に入れてください!

「もう少し頑張ってみる!」という人は以下の記事がオススメです。

上の記事では寮生活がつらい、しんどいときの対処法を紹介しています。
悩みを克服できれば寮生活が楽しくなるので、ぜひご覧ください。
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それでは!最高の寮生活を!
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